概念ってそんなに難しいの?
- Shinwa Miyachi
- 2025年12月5日
- 読了時間: 2分

今年描いたコンセプトアートの中に、こんなものがあります。
国際バカロレアのプログラムに出会って、特によく聞かれる言葉。
「で、結局”概念”って何なの?」
何度も聞かれたなあ・・・。
で、言葉で説明してしまうとあたかも定義を話したかのように思われてしまうことが多いため、説明する時の言葉以外の何かがほしいなと思ったのです。
概念って何なの?と聞く方々の多くは、(過去の自分もそうでしたが・・・)
”概念と概念じゃないものの区別”のようなものを聞かれます。
これは概念なの?概念じゃないの?というような具合です。
ですが、それは確認したところでどうしようもないことだなと気づき始めています。
なぜかというと、”概念”というものは相対的な性質をもっているからです。
「花」という言葉をもし、幼稚園の子供が聞いたらば、この”花”という言葉は概念よりなのだろうなと思います。幼稚園の子供たちは、花という言葉の中にはタンポポもツツジもアサガオもヒマワリもあるなあということを知っていることが多いです。
一方で、花がたくさん存在する植物の中の”花”であるかどうかはわかりません。
もし高校生に「花」という言葉を伝えたらば、それは植物という大きな概念の中の植物のからだの構造の一部であるとなるかもしれません。つまるところ、「花」は、「茎」や「根」や「葉」にならぶ具体事象の1つであるということです。
あくまで想像の話ですが、この例からも言えるのは、どこからが概念でどこからが概念でないという議論は意味をなさないということです。
じゃ、概念って何なの?という話をどう人と話していくのかとなった時に、この絵が出てきました。
たとえば、「色」という概念を通して物事を見た時、どのように絵をみることができるか。
たとえば、「点」という概念を通して物事を見た時、どのように絵をみることができるか。
たとえば、「図と地」という概念を通して物事を見た時、どのように絵をみることができるのか。
概念を導入した瞬間に見ている絵は同じでも、その見方が変わってはこないだろうか。
こういう体験を通して、見た人たちが概念ってこういうことなのか。と自身で理解を構築するためにはこういった絵が非常に有効なのだろうなと思うこの頃。






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