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例えるならば、概念型カリキュラムは”するめ” その２

例えるならば、概念型カリキュラムは”するめ” その２

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Shinwa Miyachi

4月28日読了時間: 3分

教師が育てるのは、釣り人か、お客様か。

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Shinwa Miyachi

3月20日読了時間: 3分

探究は”賢い”人にしかできないのか？vol.2

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Shinwa Miyachi

2月14日読了時間: 5分

探究は、”賢い”人にしかできないのか。vol.1

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Shinwa Miyachi

2月11日読了時間: 4分

【分析Unit：４　week1 形成的課題成果物】
Unit1では、生徒たちには基本的にチームを組んで課題や活動に取り組むように指示した。（もちろんソロブレイも可）

【写真１枚目】
このチームは、”科学”という領域を強く意識してこの課題に取り組んだことが見て取れる。
分解は、水の電気分解を。
分離は、濾過を想起して説明しようとしている。具体性が高い場合、「で、結局分解と分離のちがいって何なの？」というような類の問いかけをするようにしている。（というか、無意識にしてしまっている）「で、つまり？」の問いかけである。
すると、生徒は抽象化して説明しようとする。

【写真２枚目】
このチームはすでに、かなり抽象化が進んでいるチームであった。ドルトンの原子モデルのようなモデルを使用して説明しようとしている。同じモデルを採用していることで、ちがいが浮き彫りになっているあたり賢いなと思う。

私自身抽象的に考える思考の癖をもっているため、こういう抽象的な比較図を見せられると、妙に納得してしまう節がある。こういったときに有効な声かけは、「これ具体的にいうと、何？」なのかもしれない。。。

【写真３枚目】
このチームは、絵と言葉のバランスが絶妙だった。最後の比較表や結論の項目を自分たちで書き加えている。具体例を持たせつつ、で結局分離とは何なのかを結論づけている。

#概念型探究
#理科
#国際バカロレア
#授業

【分析Unit：４　week1 形成的課題成果物】
Unit1では、生徒たちには基本的にチームを組んで課題や活動に取り組むように指示した。（もちろんソロブレイも可）

【写真１枚目】
このチームは、”科学”という領域を強く意識してこの課題に取り組んだことが見て取れる。
分解は、水の電気分解を。
分離は、濾過を想起して説明しようとしている。具体性が高い場合、「で、結局分解と分離のちがいって何なの？」というような類の問いかけをするようにしている。（というか、無意識にしてしまっている）「で、つまり？」の問いかけである。
すると、生徒は抽象化して説明しようとする。

【写真２枚目】
このチームはすでに、かなり抽象化が進んでいるチームであった。ドルトンの原子モデルのようなモデルを使用して説明しようとしている。同じモデルを採用していることで、ちがいが浮き彫りになっているあたり賢いなと思う。

私自身抽象的に考える思考の癖をもっているため、こういう抽象的な比較図を見せられると、妙に納得してしまう節がある。こういったときに有効な声かけは、「これ具体的にいうと、何？」なのかもしれない。。。

【写真３枚目】
このチームは、絵と言葉のバランスが絶妙だった。最後の比較表や結論の項目を自分たちで書き加えている。具体例を持たせつつ、で結局分離とは何なのかを結論づけている。

#概念型探究
#理科
#国際バカロレア
#授業

【分析Unit：３　week1 形成的評価課題】
（プロセスの構造：理解フェーズ）

このユニットでは、分離という科学的プロセスを通して概念的理解を生徒が得るという設計をしていた。そのため、まずは”分離”という言葉の意味を帰納的アプローチにより構成させていくことを意図してこのような課題を出した。

この４つの言葉”分離/分解/分別/分析”のチョイスは我ながらなかなかよかったと思っている。なぜならば、この課題について生徒と話したときに「あれ？で結局この違いはなんなの？」「なるほど、だから分離と分別は違うのか」といった疑問や発見が生まれてく��ることを私自身が実感したからである。

言葉の意味を構成していく際に、強く意識しているのはその言葉の意味調べだけに留まらないということである。近接した言葉と比較することによってはじめて、言葉の意味の境界線が浮き彫りとなり違いがはっきりする。

ちなみに、この４つの言葉は私の頭の中にあった”分”という字がつく熟語の中で最初にでてきた４つであった。。。。

#概念型探究
#理科
#国際バカロレア
#授業

【分析Unit：３　week1 形成的評価課題】
（プロセスの構造：理解フェーズ）

このユニットでは、分離という科学的プロセスを通して概念的理解を生徒が得るという設計をしていた。そのため、まずは”分離”という言葉の意味を帰納的アプローチにより構成させていくことを意図してこのような課題を出した。

この４つの言葉”分離/分解/分別/分析”のチョイスは我ながらなかなかよかったと思っている。なぜならば、この課題について生徒と話したときに「あれ？で結局この違いはなんなの？」「なるほど、だから分離と分別は違うのか」といった疑問や発見が生まれてくることを私��自身が実感したからである。

言葉の意味を構成していく際に、強く意識しているのはその言葉の意味調べだけに留まらないということである。近接した言葉と比較することによってはじめて、言葉の意味の境界線が浮き彫りとなり違いがはっきりする。

ちなみに、この４つの言葉は私の頭の中にあった”分”という字がつく熟語の中で最初にでてきた４つであった。。。。

#概念型探究
#理科
#国際バカロレア
#授業

【分析Unit：２　概念構造図】

このUnitの最大の特徴であり、最大のチャレンジとなったのは、プロセスの構造で設計したことにある。

生徒たちは、数多くの事実から知識を構築していくということは特段おこなわなかった。
それよりもむしろ、理解/反応/批評/産出のそれぞれのフェーズで科学的手法（ここでは、ろ過・抽出・再結晶・蒸留・クロマトグラフィーの５つを提示した）について生徒が理解していくことを目指した。

ただし、実践中はその４つのフェーズが意識できていたかと��言われればそうではない。
後々振り返ってみたときに、４つのフェーズになっていたかもしれない！程度である。

意図的にプロセスの構造で設計したUnitを実践したいものである。

#概念型探究
#理科
#国際バカロレア
#授業

【分析Unit：２　概念構造図】

このUnitの最大の特徴であり、最大のチャレンジとなったのは、プロセスの構造で設計したことにある。

生徒たちは、数多くの事実から知識を構築していくということは特段おこなわなかった。
それよりもむしろ、理解/反応/批評/産出のそれぞれのフェーズで科学的手法（ここでは、ろ過・抽出・再結晶・蒸留・クロマトグラフィーの５つを提示した）について生徒が理解していくことを目指した。

ただし、実践中はその４つのフェーズが意識できていたかと言われればそうではない。
後々振り返ってみたときに、４つのフェーズになっていたかもしれない！程度である。

意図的にプロセスの構造で設計したUnitを実践したいものである。

#概念型探究
#理科
#国際バカロレア
#授業

【分析Unit：１ユニットアイコン】
MYP5（高校１年生相当）対象の実践記録（2025）。混合物の中から、純物質を取り出すイメージを描いてみた。

こういった象徴的なアイコンは、一目見て今何のUnitなのかがわかるような気がする。

なかなか労力がいるが、これも学習のための環境デザインなのだろうと、そう思う今日この頃である。

#概念型探究
#理科
#国際バカロレア
#授業

【分析Unit：１ユニットアイコン】
MYP5（高校１年生相当）対象の実践記録（2025）。混合物の中から、純物質を取り出すイメージを描いてみた。

こういった象徴的なアイコンは、一目見て今何のUnitなのかがわかるような気がする。

なかなか労力がいるが、これも学習のための環境デザインなのだろうと、そう思う今日この頃である。

#概念型探究
#理科
#国際バカロレア
#授業

【電気Unit 総括的評価課題　生徒実験過程】

生徒らが実際に自作した発電機。
ゴールは「効率よく電気をつくること。」
とにかく試行錯誤の連続でした。
チームによって過程もさまざま。このフェーズは、オープンな探究となるよう設計しました。

#概念型探究
#理科
#国際バカロレア

【電気Unit 総括的評価課題　生徒実験過程】

生徒らが実際に自作した発電機。
ゴールは「効率よく電気をつくること。」
とにかく試行錯誤の連続でした。
チームによって過程もさまざま。このフェーズは、オープンな探究となるよう設計しました。

#概念型探究
#理科
#国際バカロレア

【電気Unit week5 / week6 （Summative Assessment)】

このUnitの最終課題。
ここまでに彼らにChalk & Talkで、かなり一方的に内容をインプットしてきた。

ニーズとのバランスの中で、私自身一方的な形式で授業をおこなうことに悩みもあったが、このSummative Assessmentにむかうためだと言い聞かせて進めてきた。かなり構造化された探究であったように思う。

かなり内容に依拠した最終課題ではあるが、手を動かしてものづくりをおこなうことを大事にした。

調べてOK。ではなく、自分で実際にやってみてどうだったか。という本人の経験に基づいた課題にしたいという思惑があった。

課題は「発電装置を自作する」ただし、ただ発電すればよいのではない。今回の重要概念である”改良””試行”にひもづく”効率”を求めるよう指示した。

はじまって２時間ほどで、早速自転車を教室の隣に持ってきたり、手回し発電機をもってきたり、廃材を探しに学校を探し回ったりと、さまざまな動きが見え始めている。（もちろ��ん机から全くと言って良いほど離れない生徒も当然いる）

※全７時間分で設計
#概念型探究
#理科
#授業実践
#国際バカロレア

【電気Unit week5 / week6 （Summative Assessment)】

このUnitの最終課題。
ここまでに彼らにChalk & Talkで、かなり一方的に内容をインプットしてきた。

ニーズとのバランスの中で、私自身一方的な形式で授業をおこなうことに悩みもあったが、このSummative Assessmentにむかうためだと言い聞かせて進めてきた。かなり構造化された探究であったように思う。

かなり内容に依拠した最終課題ではあるが、手を動かしてものづくりをおこなうことを大事にした。

調べてOK。ではなく、自分で実際にやってみてどうだったか。という本人の経験に基づいた課題にしたいという思惑があった。

課題は「発電装置を自作する」ただし、ただ発電すればよいのではない。今回の重要概念である”改良””試行”にひもづく”効率”を求めるよう指示した。

はじまって２時間ほどで、早速自転車を教室の隣に持ってきたり、手回し発電機をもってきたり、廃材を探しに学校を探し回ったりと、さまざまな動きが見え始めている。（もちろん机から全くと言って良いほど離れない生徒も当然いる）

※全７時間分で設計
#概念型探究
#理科
#授業実践
#国際バカロレア

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About

Shinwa Miyachi

宮地　信和 /

教諭キャリア１０年。教育者としてのアイデンティティに迷い、現在流浪中。

日本国内の公立中学校（特別支援学級を含む）、インターナショナルスクール初等部・中等部、私立小中高一貫校に勤務経験をもつ。

国際バカロレア（IB）カリキュラムの実践経験を皮切りに、概念型授業の腕磨きに熱を入れている。

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